元々、小さい頃からの夢であったパティシエとして、製菓業界に務め、店長などの管理職も経験し、10年程修行を積んだ。街の中心部から、“人の住む場所で、人と接するお店を開きたい!”との思いで、円山地区で、夢だった赤い扉のケーキ屋さん「PorteRouge」を平成15年に開いた。開業前は、資金調達や、人の採用面での苦労はあったものの、周りの方々や、ご主人の助けに支えられ、6年後には、商業施設「マルヤマクラス」出店、平成24年には、店舗を現住所に移転した。運営面で大切にしている事は、“スタッフが、楽しく働ける環境を作る”事で、厳しい中にも楽しむ事を重視する事と、あまり大きく商売を広げ過ぎずに、“目の届く範囲で、手の届く範囲の中で、地域の人と一緒に、地域に密着する”事を大切にしているそうだ。一番人気の商品は、「ふたくちーず」で、開業当時から、愛され続けている。今後は、多くの人のライフスタイル全般に関わりを持ち、地域の子供たちが、成長する過程で、人生の思い出の場所になれるような取り組みを続けていく。