18歳からイタリアンレストランで修業に入り生業として料理に打込んだ。実家でも飲食店を営んでおり、独立を促され続けた事も手伝って、常に経営にかかわる計数管理・仕入管理などを意識しながら、大きな会社を選んで勤めていたそうだ。信頼できる共同経営者と共に、平成21年に北区の洋食レストランで起業し、現在は札幌市内で3店舗を展開している。開業当初は、集客に苦労したこともあるが、“非日常食ではなく日常食を売る”ことに特化して、地域に愛される店を売りにした折込み広告を打ち、見事に繁盛店を作り上げた。経営で大事にしていることは、恥と思わず分らないことは聞いて覚えることと、自店舗の商品・サービスを見極め、お店の立ち位置を意識し、商圏内の競合店分析をしっかりと行い、一つ一つのお店に勝っていくことだそうだ。今後は現在の3店舗で決めた期間内でしっかりと利益を残し続け、大きなマーケットでの勝負も視野に準備を行っていく。