平成24年に札幌で開業する以前は東京で5年程飲食店を運営していたが2011年3月11日の震災を機に食の安心・安全について意識が高まり、北海道産食材の安全性に惹かれ札幌での開業を決意した。東京での開業では経験やノウハウが少なかったので自力で調べ取り組んだそうだ。飲食店は“お客様の命を預かる職業”なので化学調味料は一切使用していない。現在の店舗での看板メニューは“ビーフシチュー”などの煮込み料理で、ご夫婦で営業しているが、内装はお二人で、ホームページは奥様が作成しており自分達で出来る事は行うようにしているそうだ。経営理念は“お客様を喜ばせるプロである”、料理・接客など手を抜かず簡単にできる調味料は使用していない。今後は東京と北海道の違いをメニューや販売方法で修正していく事。後輩経営者へのメッセージとして初期投資を安くする努力と掛ける所は掛けるメリハリを付け、金利のかかるものは金利分も計算しトータルで考え、国の支援を100%受ける事。ネジ1本から金額を調べる気持ちで取り組む事により意識は高まるとエールを贈る。