同業界で修業を終え暖簾分けという形で独立開業。当時はジンギスカンが流行っており、すすきの界隈でも行列店が多く、あえて競合店の多い立地を選択した。ジンギスカン店舗は料理はおいしいがお酒が疎かになっておりお酒好きな佐川社長自ら厳選した焼酎を常時40本以上陳列。その販売方法もお客様側に焼酎棚を設置しお客自ら選んでボトルを取り従業員に渡し提供する。自然にお客様とのコミュニケーションが取れ種類も多いのでゆっくりと食べて呑めるようになり、客単価も上昇し再来店の動機にも繋がった。ジンギスカンの他にラム焼肉やホルモンも販売し地元のお客様のニーズに答えている。継続の理由は原価ありきの価格決めではなく自店を信用してくれるお客様の相場感を大事にしているそうだ。今後の展開はすすきのまで行かなくても食べれて呑める店を作る為、昨年月寒東に出店し郊外出店に力を入れている。ニーズは常に変化していくのでやってダメだったらすぐに方向転換し挑戦し続けている。完全なるお客様目線の考え方で社長自ら飲食店を訪れた際のストレスを自店に反映させ続けた結果、10年も経っていたと語る。