飲食業を営む家系に生まれ、札幌や旭川などで足かけ10年程修業を積み、行く行くは経営者として引き継ぐ事を前提としたお店で3年半ほど勤めながら経営を学んだ。お店のコンセプトは、年配の方も気軽に訪れるカウンターメインで美味しい料理、お酒と会話を楽しめる和食居酒屋だ。経営者になりたての頃は、雇われの守られている環境とは違い、責任とプレッシャーから大きな精神的負荷がかかっていたそうだが、「崖っぷち」と腹をくくり、家族を支える為に働いた。経営で一番大事にしているのは「意欲と気力」。そして、修業してきた技術を活かし「昔ながらの日常的にある当たり前の料理を最大限美味しく食べていただく」ことを大事に考えているそうだ。継続してこられた理由としては、カウンター商売なので、普段から時事ニュースなどの情報を積極的に吸収し、トーク術を磨いてきたことで、お客様が会話も楽しんでくれているのではないかと語る。これから始められる方には、向上心を持ちながら「いい意味で適当にやる!」ことが大事とエールを贈る。今後は、一度きりの人生をバランスよく、健康・家族を大切にしながら「ちょっといい店」を目指して継続していく。