お父様が老舗の製麺会社をされていたため、その麺を使用して22年前にラーメン店を始めた加藤さん。
スープは有名店2か所から教えてもらい、自分でアレンジしたが、現在の味になるまでは本当に苦労したそうだ。お父様には何度もスープを投げられ、何度も作り直し、何年もかけて作り上げたのが現在のスープ。
ラーメンを気軽に食べてもらえるようにと、当時から小さなお子さんのために小上がりを作り、バリアフリーにすることでグループホームなどから団体で食べに来ていただいたり、幅広い層の方が食べに来てくれているそうだ。こだわりは、冷凍肉を一切使わないこと。大人気のラーメンとぶた丼のセットも、ぶた丼の豚もチャーシューもどちらも生肉を使い続けている。
テーブルは全くべた付かないようにこだわり、サラリーマンの方がワイシャツを触れても安心できるよう特に気を使っているそうだ。
全国のラーメンを食べてきたけれど、ここのラーメンが一番美味しいからと、この味を教えてほしいと修行に来られる方も多いそうだ。フランチャイズ形式で6店舗あるため、これからも全店舗が安定していくことを望んでいる。
これから始められる方には、一から本気になってやることが大切だと語る。これで満足ということはないので常に開発したり、季節のメニューを取り入れるなど、現状に満足せずに前を向き続けている。