きっかけは大学時代のアルバイト。色々な店でバイトしていましたが、レストランをやりたいと思ったのは、一番長く(楽しく)勤めていたのがレストランだったからです。調理はほぼ未経験でしたが、熱意が通じたのか、紹介である有名レストランに入ることができました。その後、ホテルなどでの修業を経て、今の店(デラセラ)でシェフとして働くことに。その後オーナーからこのお店をやらないかといわれ、買い取る形で始めました。当時はレストランバー業態で、売り上げの8割はお酒でした。オーナーになったとはいえ、業績は順調だったので、何も変えずにそれまで通りの形で営業していました。しかし、2002年の道交法改正で、一気に売り上げが下がり、なんとか打開するために行った、激安メニューの投入や、割引クーポンの乱発でさらに業績が悪化。いよいよ行き詰った時、徐々に手ごたえを感じていた、コース料理中心のレストラン業態にすることを決意。中でも人気だった誕生日コースなど、記念日をお祝いするお店というコンセプトで再出発。今ではおかげさまで「記念日専門レストラン」として多くのお客様にご利用いただいています。
看板メニューは:40日熟成自家製ハム、イベリコ豚のアヒージョ、コースでは「ワンランク上のお箸で食べる記念日コース」が一番人気です。継続できた秘訣は、家族、常連さんの支え・応援が第一。迷っている時に色々アドバイスをもらった、先輩経営者やコンサルタントの存在もありがたかったです。