19歳の時に、10年以内に起業すると決意し、料理の修業に入った。和食、フレンチ、イタリアンなど業種は様々で、東京、京都、福岡など全国で学び、限られた時間の中で、技術に磨きをかけていった。一番になりたい!旨いと言われたい!良い暮らしがしたい!純粋な想いで、努力し続けた。開業資金は、務めが終わった後、深夜のアルバイトに出て蓄えた。遂に、平成9年29歳の時に起業。お店スタート時のコンセプトは、“北海道では、味わえない京都風料理・イメージと美味しいお酒を味わえるお店”とした。企業方針は、「常にお客様のニーズを探り、変化し続ける」そして「お客様を裏切らない・より一層喜ばせる」だ。内装・料理も常に進化の歩みを止めない。活魚を取り扱う為に生簀を設置し、活ふぐなどを取り扱い、とことんこだわり抜く。その探究心から、話題となり、要望に応えるために海産物の卸業も始め、全国からのリクエストに答えつつ、自店舗の魚の品質に磨きをかけ、価格も直営ならではのリーズナブル価格での提供を実現した。逆に北海道では味わえない料理を提案し続け、メニューは100以上を数え、寿司、蕎麦、炭焼きなど、そのどれもが専門店のレベルで、提供出来るのも、修業の賜物だ。良いと思ったものは、すぐに試してみる。料理のみならず、写真の撮影も自ら行うこだわりを見せる。海外出店も視野に入れ、より大きな夢の実現に努力し続ける。